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認知症について

認知症の患者さんは現在日本では400万人を超えています。認知症にはアルツハイマー病、レヴィ小体型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭葉変性症、その他の疾患などがあります。現在のところアルツハイマー型認知症やレヴィ小体型認知症、前頭側頭葉変性症を確実に直す方法はみつかっていませんが、薬物療法や対応の工夫で認知症の進行を遅らせたり、症状を改善することは可能で、予防する方法も次第に分かってきています。また慢性硬膜下血腫や甲状腺機能低下症、代謝性脳症のように原因によってはすっかりよくなる疾患もあります。認知症をあまりこわがらず、早期に発見して早期治療を開始することが望ましいと考えます。しかし認知症の症状には個人差が大きく、治療によりかえって困った行動が増えてしまう場合や食事が食べられなくなってしまうこともあり、その場合は不要な治療を変更したり中止したりする個別の対策も検討が必要になります。

認知症をきたす疾患の鑑別、認知症の診察、検査、認知症の予防、認知症の治療などについて専門的な視点で良い方法をご提案しかかりつけとしても対応いたします。

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